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米下院議員、「Amazon Silk」のプライバシーリスクに懸念示す

Rachel King (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2011年10月17日 11時20分
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 Amazonの「Kindle Fire」タブレットに対する期待は、「Amazon Silk」ブラウザによってさらに高まっている。Silkのフロントエンドは、すべてのウェブ活動をAmazonのクラウドベースの「Amazon Web Services(AWS)」経由でフィルタリングすることによって安価なハードウェアで高速性を実現したブラウザ、として宣伝されている。

 しかし、この数週間、そのことが大きな話題になっている。なぜなら、本質的にSilkウェブブラウザはユーザーがウェブ上で行うすべてのことを追跡し、永久に記録を保持することができるからだ。

 今では議会も懸念を示しており、このことは既に党を超えた問題に発展している。米国時間10月14日、Ed Markey下院議員(民主党、マサチューセッツ州選出)はSilkに対する同氏の懸念を説明する書簡を執筆し、Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏に送付した。具体的には、Markey下院議員はAmazonに対して、11月4日までに以下の質問(今後さらに増える可能性もある)に対する回答を提示するよう求めている。

  • AmazonはKindle Fireユーザーに関して、どのような情報を収集する予定なのか。
  • Amazonはその情報をどのように利用するつもりなのか。Amazonはそうした顧客情報を外部企業に販売、賃貸、またはそれ以外の方法で提供する計画なのか。もしそうなら、どの企業に情報を提供するのか。
  • AmazonはFireおよびSilkユーザーに対し、同社のプライバシーポリシーをどのように伝えるつもりなのか。もしそれが存在するのであれば、Kindle Fireを対象とするAmazonのプライバシーポリシーを提出してほしい。
  • 仮にAmazonがユーザーのインターネット閲覧傾向に関する情報収集を計画しているのなら、顧客はそのデータ共有プログラムにオプトイン方式で同意して、参加できるようになるのだろうか。
    •  Amazonは既にFAQで懸念を払拭しようと試みており、Silkによって「ユーザーがブラウジングの選択肢を制御する能力が損なわれることはない。例えば、ブラウジングキャッシュ/履歴やクッキーを削除する機能も提供される」と主張している。

       アップデート:Amazonは米CNETに対し、ユーザーがスプリットブラウジングモードを完全に無効にして、Amazon Silkを従来のウェブブラウザのように使用できることを改めて主張した。

      この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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