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JVC、D-ILAプロジェクタに4K&3D対応機--光の屈折利用

加納恵 (編集部)2011年10月12日 18時25分
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 JVCケンウッドは10月12日、3D対応のD-ILAプロジェクタ「DLA-X90R/X70R/X30」を発表した。上位機X90R/X70Rは、独自の「e-shiftテクノロジー」による4K解像度表示を実現する。いずれも発売は11月下旬。価格はX90Rが105万円、X70Rが89万2500円、X30が店頭想定価格で39万8000円前後になる。

  • e-shiftテクノロジーの図解

 e-shiftテクノロジーは、フルHD解像度の表示デバイス「D-ILA」にe-shiftデバイスを搭載した新開発の光学エンジンだ。e-shiftデバイスを用い、光の屈折を作ることで1画素を斜め上にシフトさせ、縦横の解像度を実質2倍にするという。これにより、4K相当の高解像度表示を実現したとしている。

  • 「DLA-X90R」

 フルHD映像ソースは、エリア別に画素情報を分析し、輪郭や画素劣化などの高周波成分を復元することで4K表示へとアップスケーリングする独自のアルゴリズムを搭載。さらに細線部のコントラスト補正などを処理することで、立体感ある画像を再現するという。

  • 「DLA-X70R」

 全機種で対応する3D再生は明るさを重視した「面一括駆動方式」を採用。X30では従来機に比べ約1.7倍の明るさを実現しているという。また新製品から3D映像の立体感を調整できる視差調整機能も装備。業務用の3Dイメージプロセッサに搭載されているものをホームプロジェクタ用にチューニングした「2D-3Dコンバーター」も内蔵し、2D映像を3D映像に変換して視聴することも可能だ。リモコンには3Dボタンを設け、3Dフォーマットの切り替えや調整が操作しやすくなったとしている。

  • 「DLA-X30」

 3機種ともにズーム、フォーカス、レンズシフトで調整した画面位置を本体メモリに3つまで登録できる「レンズメモリー」機能を搭載。使用するスクリーンによって色のアンバランスを補正する「スクリーン補正モード」も備える。

 X90R、X70Rはともに、映画監督の意図する映像を家庭で忠実に再現することを目的に制定された「THX3Dディスプレイ規格認証」を取得している。

 なお、いずれの機種も3D再生時には別売の3Dシンクロエミッター「PK-EM1」(価格:9450円)と3Dメガネ「PK-AG1」(価格:1万7500円)が必要になる。3Dメガネの新製品としてUSB充電に対応し、小型軽量化を図った新モデル「PK-AG2」(価格:1万4700円)もラインアップされた。

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