Googleとサムスンは、Steve Jobs氏の死去に伴い、期待を集める次期「Android」搭載スマートフォンの発表を延期した。
両社は米国時間10月7日に声明を出し、CTIA Enterprise & Applications 2011開催中の10月11日に予定していたSamsung Unpackedイベントにおいて、次期デバイスを発表することを取りやめる意向を明らかにした。「Galaxy Nexus」または「Nexus Prime」と呼ばれる新型スマートフォン発表の「新たな日程と場所」については、現在検討中だという。
「今は新製品の発表に適した時期ではないということで、われわれの意見は一致している」と両社は声明の中で述べている。またその後、米CNETの取材に対し、サムスンの広報担当者が寄せた声明によると、この決定はAppleの共同創設者であるJobs氏の死去に伴うものだという。
Appleは10月5日、すい臓がんとの長い闘いの末にJobs氏が死去したことを発表した。享年56歳だった。
「世界がJobs氏への弔意を示しているこの時期に、新製品を発表するのは適切でないと考えている。発表イベントの新たなスケジュールは未定だ」とサムスンの広報担当者は語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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