米調査会社UBM TechInsightsが、Appleの「iPhone 4S」32Gバイトモデルの製造原価を計算したところ、203ドルになったという。これは、2010年製造の「iPhone 4」の原価とほぼ同じである。この推定金額には、新しい「A5」プロセッサの価格26ドルと「Retina」ディスプレイの価格31ドルが含まれている。
ZDNetによると、AppleによるiPhone 4Sの販売価格は、16Gバイトモデルが649ドル、32Gバイトモデルが749ドル、64Gバイトモデルが849ドルになるという。ただし、米国で新しく2年間の契約を結んだ場合の価格は、それぞれ199ドル、299ドル、399ドルとなる。
UBM TechInsightsは、iPhone 4SはiPhone 4から「穏やかに改善」されたとしている。同社の技術インテリジェンス担当バイスプレジデントであるDavid Carey氏は声明で、「『iPhone 3G』から『iPhone 3GS』で穏やかな技術的向上があったように、Appleは『iPhone 5』プラットフォームへの準備を進める上で、逐次改善と漸進主義という同様のモデルを採用している」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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