Amazon.comがPalmの買収を検討しているかもしれない。
技術系ニュースサイトのVentureBeatによると、AmazonはPalmの事業を現在の親会社であるHewlett-Packard(HP)から買収するための「本格的な交渉」に入っているという。
VentureBeatは「信頼できる情報筋」の話として、HPがPalmの売却に積極的であり、現時点での売却先候補の中ではAmazonが契約締結に最も近い最有力候補だと伝えている。VentureBeatはまた、現在HPで「webOS」事業を担当しているPalmの元最高経営責任者(CEO)Jon Rubinstein氏が2010年にAmazonの取締役会に加わったことに触れ、両社のつながりも指摘している。
VentureBeatはさらに、Rubinstein氏が7月に行われたThis is my nextとのインタビューの中で、パートナー候補としてAmazonに言及していたことも指摘した。
Rubinstein氏は次のように述べていた。「Amazonは間違いなく素晴らしいパートナーになるだろう。webOSエコシステムの拡大に役立つ特性を数多く備えているからだ。実際に話し合いが行われているかどうかという点については、当然ながら私がコメントすることではない」
HPの担当者はVentureBeatに対して噂や憶測にはコメントしないと述べており、Amazonからも記事掲載時点で回答はないようだ。米CNETも両社にコメントを求めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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