Timelineの後に、Zuckerberg氏が紹介したのはTickerだった。同機能は、次バージョンのFacebookのOpen Graphにおいて、その一部を構成している。
同氏は「完全に新しい部類のソーシャルアプリ」を可能にするためのアイデアだと説明した。
Open GraphとTickerは、開発者がTimeline用にアプリケーションを開発できるよう、ゆっくり展開される。しかし、Zuckerberg氏によれば、Open Graphの要素である、音楽、映画、テレビ、ニュースなどのメディアコンテンツの発見をユーザーにとって容易にする機能はただちに提供されるという。Zuckerberg氏によれば、Facebookは2010年、世界中のユーザーのつながりに関するマップであるOpen Graphを導入し、ユーザーが欲しいものに好きな方法でつながれるようにしたという。しかし、Open Graphを刷新することで、Ticker利用前にはあり得なかったほどたくさんの情報に触れることが可能になると同氏は言う。Tickerは「軽い」活動や考えなどをいつでも好きなときに表現するための方法だ。
ユーザーの投稿は通常、ニュースフィードに表示される。しかし、ユーザーがアクティビティをOpen Graphに追加した場合、ユーザーがその意思を示さない限り、投稿はTickerに、そして、Timelineに表示され、ニュースフィードには公開されないとZuckerberg氏は説明した。Tickerは、ユーザーが体験したり、Facebookを通して表現したりした事柄すべてを一覧表示する機能であり、音楽を聴いたこと、本を読んだこと、料理をしたことなどの軽い内容の活動を共有可能にする、Facebookにおける初めての機能でもある。
Zuckerberg氏は、これによりユーザーや第三者が「過去には実現し得なかったまったく新種のソーシャルアプリ」を作成できるようになることを期待していると述べる。これには音楽、映画、テレビ、本、そして、生活に関するあらゆること(例えばランニング、昼寝、気分など)を表現できるライフスタイルアプリが含まれる。
Zuckerberg氏によると、新機能によって「円滑なエクスペリエンス」「リアルタイムのセレンディピティ」、パターンやアクティビティの発見が実現するという。
FacebookがOpen Graphを開発した目的が、多くのパブリッシャーから提供されるあらゆる種類のメディアコンテンツに対し、ユーザーが容易にアクセスできるようにすることにあるのは明らかだ。対象となるメディアコンテンツは音楽、映画、テレビ、ニュース、ゲームなどだ。壇上でZuckerberg氏、そして、Spotifyの共同創業者Daniel Ek氏やNetflixのCEOであるReed Hastings氏といったゲストスピーカーたちが話したのは、音楽やビデオコンテンツの発見がいかに容易になるかについてだった。またZuckerberg氏は、数十のパートナーがニュース記事をどうやってOpen Graphに公開するかを説明した。また、多くのゲームパブリッシャーは、主なFacebookコンテンツへのアクセスがユーザーにとって簡単かつ効率的になるようにするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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