Appleが次期「iPhone」を今後数週間のうちに発表するのではと予測されているこの時期に、ウォール街のアナリストが、同社は2種類の新しい端末を発表する可能性があると新たに述べた。
Fortuneは米国時間9月19日午前の記事で、Appleが2種類の新しいiPhoneをリリースするとJ.P. Morganは予測しているという、同社アナリストMark Moskowitz氏のメモの一部を掲載した。1つは、外観が異なるまったく新しいモデルで、もう1つは「iPhone 4-plus」という名称の「iPhone 4」を改良したモデルであるという。
「われわれの調査からは、『iPhone 5』が提供される見込みである。それは、より軽量そして薄型で、GSM + CDMA対応、つまり『世界対応』のスマートフォンである。2つめの機種(4-plus)は、現行のiPhone 4をベースにしつつマイナーな改良が一部加えられており、ミッドレンジをターゲットとし、中国に焦点を合わせることができるであろう」とMoskowitz氏は記している。「現行のiPhone 4については、ローエンド版として『iPhone 3GS』を組み込むことになると予測している」(Moskowitz氏)
またMoskowitz氏は、Appleが第3世代の「iPad」を2011年内に発売することを検討しているのではないかといううわさにも触れ、強力な競合製品が存在しないことから、Appleは既存モデルを置き換えることに「急いでいるわけではない」と述べている。
Moskowitz氏は、「他のタブレットは参入に成功していない」と記している。「最も直近では、MMI(Motorola Mobility)とRIM(Research In Motion)による製品が期待はずれであった。また、われわれはソニーのタブレットを発売前にデモすることができたが、感動するほどの出来ではなかった」(Moskowitz氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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