パイオニアは9月15日、ネットワーク機能を搭載したAVアンプ「VSX-S500」と、両面駆動HVT方式のスピーカーシステム「SOUND WING」のサテライトタイプ「S-HV500-LR」を発表した。単品で発売するほか、すでに発売されているサブウーファ「S-SLW500」と組み合わせて「Smart Theater S500SW」として提案する。発売は10月下旬。
VSX-S500はLAN端子を備え、DLNA1.5に準拠。ホームネットワーク内にあるDLNA対応サーバのPCやNASから、音楽ファイルをLAN経由で再生できる。上位機に搭載している高効率ClassDアンプと電源の採用により、ノイズの少ない応答性の良い音を再現。高効率特性をいかして消費電力を従来機種に比べ約52%低減できたとしている。
音響補正技術「SOUND WINGモード」を搭載し、S-HV500-LRと組み合わせれば部屋全体に音が拡がり、広い視聴エリアを再現できるとしている。
別売のBluetoothアダプタ「AS-BT200」を接続すれば、携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなど、Bluetooth対応機器とワイヤレス再生することが可能。ワイヤレス信号の音質補正とノイズを除去する「S.R AIR(サウンドレトリバーエアー)」機能も備える。
本体サイズは高さ85mm×幅435mm×奥行き317mmで、重量は約4.3kg。価格は6万8500円になる。
スピーカシステムS-HV500-LRは、両面駆動HVT方式を採用した薄型スピーカだ。奥行き100mmのスリムボディを両面から駆動させることで音の拡がりを表現するという。本体は縦置き、横置きから選ぶことができるほか、付属の壁掛け金具を用いて壁面に設置することも可能だ。価格は3万6500円になる。
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