デジタルガレージとネットプライスドットコムは9月1日、両社が運営してきたインキュベーション事業「Open Network Lab(ONL)」を法人化し、「株式会社Open Network Lab」を設立した。資本金は1500万円で、代表取締役社長にはデジタルガレージの安田幹広氏が就任する。
ONLは、グローバルな視点を持ったエンジニアの起業支援を目的としたインキュベーション事業として2010年4月に発足。これまで3期に渡って実施している起業家育成プログラム「Seed Accelerator」には18チームが参加し、この中から6チームがONL協賛各社からの出資を受けたり、出資の最終検討段階に入ったりしている。
今回、出資母体を一本化し、投資への意思決定を迅速にする目的で、ONLの法人化を決定した。法人設立と同時にSeed Acceleratorの第4期募集を開始。募集締め切りは10月31日まで、第4期プログラムは2012年1月から開始する。
選抜チームには、サーバ環境やオフィススペースの提供のほか、3カ月間の育成期間の終了後、ベンチャーキャピタリストや起業家らにプレゼンテーションする機会が与えられる。
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