Appleは、同社の「iTunes」責任者であるEddy Cue氏を、インターネットソフトウェアおよびサービス担当シニアバイスプレジデントに昇格した。
Appleのウェブサイトにある同氏の経歴ページによると、Cue氏はその新しい役職の下、Appleの「iTunes Store」に加えて、「iCloud」「iAd」、および「iBookstore」プラットフォームを監督するという。同氏は、同社の新しい最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏の直属となる予定。
Apple勤続22年のCue氏は、同社で最も成功を収めたいくつかの製品の開発に関与してきた。Cue氏の経歴によると、同氏は1998年、Appleのオンラインストア開設に従事し、続いて2003年には「iTunes Music Store」の開発に携わったという。同氏は、2008年の「App Store」の開設にも「大きく」貢献したという。
Cue氏の昇格は、Apple幹部の人事異動としては最新のものとなる。Appleの共同創設者であるSteve Jobs氏は先週、CEOを退任すると発表した。Jobs氏は、最高執行責任者(COO)であったTim Cook氏を新しいCEOに任命するよう取締役会に推薦していた。
Appleのブログ9to5Macは米国時間9月1日、Cook氏が従業員宛てに送信したという、Cue氏の昇格を発表する電子メールメッセージを掲載した。Cook氏はその電子メールの中で、「Appleは世界のどこにもない企業および文化であり、Eddyのようなリーダーはそれを理解している」と記し、今後、Cue氏と「これまで以上に緊密に」業務に取り組むことを楽しみにしていると付け加えたと報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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