Oracleは米国時間8月30日、Hewlett-Packard(HP)を虚偽行為で新たに訴えた。Oracleによると、元HP最高経営責任者(CEO)Mark Hurd氏のOracle入社に関する和解協定を両社で話し合っていた時期に、HPがLeo Apotheker氏のCEO就任およびRay Lane氏の会長就任に関する計画を隠していたという。
カリフォルニア州サンノゼで提出された訴状では、両社が2010年9月に合意した和解を無効にするようサンタクララ郡の裁判所に求めており、HPが「重要な情報を積極的に隠している」と知っていたら、和解に合意することはなかったであろうとOracleは述べている。
その重要な情報とは、ドイツのソフトウェア大手SAPの元CEOであるApotheker氏、そして、非常勤会長としてLane氏を採用する計画を指している。
今回の交差訴状は、HPが6月にOracleを相手に起こした訴訟に対抗するもの。この訴訟では、Intel Itanium搭載サーバ向けの開発を終了するというOracleの決定の目的が「HPからの競争から逃れ、同社顧客に悪影響を与える」ことにあると訴えられていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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