イー・アクセスは8月30日、国内で初めてAndroid 3.2を搭載したシャープ製タブレット「GALAPAGOS(A01SH)」を発売した。Wi-Fiモデルのみの販売となり、イー・モバイル オンラインストアでの価格は4万4800円。
A01SHは、7インチのディスプレイを採用したタブレット端末。重さも約389gと軽量なため片手で持ち運ぶことができる。CPUには、デュアルコアのNVIDIA Tegra 2モバイルプロセッサを採用し、約500万画素のリアカメラと約200万画素のフロントカメラを搭載した。バッテリー駆動時間は約7.5時間。
電子ブックストアサービス「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応しており、文庫版サイズであればコミックをほぼ原寸大で読むことができる。ExcelやWordなどMicrosoft Ofiiceを閲覧・編集できる「Documents To Go 完全版」もプリインストールした。
液晶テレビ「AQUOS」とHDMIケーブルで接続することで、A01SHの画面を出力してYouTubeやゲームを大画面で楽しめる。「AQUOSリモート」機能を搭載しており、A01SHでAQUOSやAQUOSブルーレイを操作することも可能だ。
同日ビックカメラ有楽町店で開催された発売記念セレモニーには、イー・アクセス代表取締役会長の千本倖生氏、イー・アクセス代表取締役社長のエリック・ガン氏、シャープ執行役員通信システム事業本部長の大畠昌巳氏が登壇。
イー・アクセスの千本氏は、「シャープは携帯電話で日本No.1、一方イー・モバイルはブロードバンドモバイルで日本No.1。両社が一緒になって日本最初のAndroid 3.2を搭載したタブレットを発売できることを非常に喜んでいる」とコメント。
また従来のタブレット端末は、起動時間が遅い、重たい、電池の持ち悪い、などの問題を抱えていたと指摘。A01SHはこれらの問題を解決したと胸を張る。「A01SHを皮切りに日本のタブレット市場は爆発する。スマートフォンではスクリーンがちょっと小さい、10インチではちょっと大きくて重すぎる。7インチは日本人の手にもっともフィットする」(千本氏)
またシャープの大畠氏は、「国内で最初にAndroid 3.2を出すこともあり、最後の最後までチューンナップを重ねてきた。最強のタブレット端末を発売できることにワクワクしている」と発売の喜びを語った。
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