NECは8月25日、東日本大震災の津波により塩害を受けた農地の復興支援に向けて、NTTドコモおよびマイファームとの業務提携を発表した。3社共同で塩害土壌改良材の普及に取り組む。
マイファームは、塩害を受けた土壌に混ぜこむことで、農地を再生できる「塩害土壌改良材」を開発。東北の農家の農地再生と、塩害土壌改良材の生産を担当する。9月より塩害を受けた農家などに対して、土壌改良材の販売を開始する予定だ。
NTTドコモとNECは、マイファームが支援する塩害を受けた農地に対して、NTTドコモの環境センサーネットワークのセンサーやNECの農地用センサーを設置。降雨量や土壌の塩分濃度などを計測し、土壌改良材の効果を測定する。測定データは土壌改良材の販売時に、塩害を受けた農場に無償で提供する。
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