Appleが次期版「iPad」を2011年中にも出荷する計画かという報道を打ち消すように、新しいiPadはまだ試作段階だという報道がある。
米国時間8月19日付けのThe Wall Street Journal(WSJ)記事によると、Appleは次期版iPadの試作用に各種ベンダーから部品を集めている段階で、試作機が固まるのは10月頃の予定という。また発売は2012年の早い時期としている。
これまでの報道は、Appleが年末のホリデーシーズンに間に合うように予想外の新モデルを投入するのではないかと示唆していた。
WSJの報道で注目すべきは、Appleが実際に「Retina Display」と呼ばれるディスプレイを採用しようとしていることだ。このディスプレイはピクセル密度が高く、肉眼ではテキストや曲線のピクセルが判別できないほどだ。iPadに当てはめると、最初の2世代モデルで採用されたのと同じスクリーンサイズのまま、解像度が倍の2048×1536ピクセルになることを意味する。Appleは「iPhone 4」で初めてRetina Displayを採用し、最新版の「iPod touch」にも採り入れている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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