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富士通、業務システムをスリム化する新サービスを販売開始

富永恭子 (ロビンソン)2011年08月11日 17時28分
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 富士通は8月11日、既存の業務システムを「スリム化」する新サービスを同日から販売すると発表した。新サービスは、2010年5月から販売している「APMモダナイゼーションサービス for Cloud」と合わせて提供する。

 APMモダナイゼーションサービス for Cloudは、ユーザーが保有する業務システムをクラウド環境に移行するサービス。今回発表した新サービスは、富士通の社内システムでの実践から得たノウハウを活用し、既存システムの「アプリケーション」「データベース」「インターフェース」に対して、それぞれ「スリム化」する内容だ。

 アプリケーションのスリム化では、稼働状況を洗い出し、利用頻度が少ないアプリケーションを統廃合して集約、アプリケーションをスリム化させる。修正頻度が高いプログラムは、保守性を向上させるといった対処を行う。

 データ管理システムのスリム化は、システムの種類、データ項目の利用状況、文字コード、拡張漢字などの使用状況を把握し、データベースや不要テーブル、重複している項目を統廃合してデータベースを集約。データベースを統合することで、データ管理システムのライセンスの削減も可能になる。

 インターフェースのスリム化では、アプリケーション間、システム間、他社連携などのインターフェースの利用状況から、使われていない項目やフォーマットを統廃合することでインターフェースを集約。利用していない画面や帳票も統廃合して集約する。

 また、業務システムのサービスレベルの見直しや、運用保守プロセスの標準化を行うことでトラブルを削減し、「アプリケーション運用のスリム化」を目指す。保守案件の費用対効果、必要性、緊急性を評価し、予算に応じた案件に絞り込めるため、保守案件もスリム化できるとしている。富士通では、これらのスリム化施策を組み合わせて実施し、最適化につなげることで「アプリケーション保守費用のスリム化」も可能だとしている。

 新サービスの販売価格は個別見積だが、価格例としてアプリケーションのスリム化が3メガステップで500万円から。APMモダナイゼーションサービス for Cloudを含む全体の価格例では、VB6.0で構築された300画面(業務処理)とアプリケーション800本の業務システムをスリム化し、最新バージョン(VB.NET)へ再生させる場合で1300万円から。

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