Adobe Systemsは米国時間8月10日、「Adobe Flash Player」のアップデートをリリースし、「Mac OS X Lion」で設定画面をクリックしても反応しない問題を修正した。Flashコンテンツを右クリックするとFlash Playerの設定画面が表示されるが、Mac OS X Lionでは、この画面をクリックしても何も起こらず、設定を操作するには、Tabキーで要素を選択してスペースバーで確定するしかなかった。
今回のアップデートでは、Mac OS Xでの問題に加えて、バッファオーバーフローやメモリ破損によって任意のコードを実行される可能性があった、13件のセキュリティホールも修正されている。
Flash Playerの最新版は、Flash Playerのダウンロードページからダウンロードできる。Mac向けの最新版はIntelベースのMacのみに対応している(詳しくはAdobeのシステム要件を参照)。
Adobeは、「Adobe Air」と「Adobe Shockwave Player」のアップデートも公開し、Flash Playerと同様のセキュリティホールに対処している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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