Motorola Mobilityは米国時間7月28日、2011年第2四半期の決算を発表した。競争が激化するモバイル市場で健闘し、アナリスト予想をわずかに上回る業績を残した。
売り上げは33億ドル、1株あたりの利益は9セントで、アナリスト予想を上回った。Thomson Reutersによると、アナリスト予測は売り上げが31億2000万ドル、1株あたりの利益が6セントだった。
第2四半期のスマートフォン販売数もアナリストの予想を上回った。Motorolaのモバイル機器の全出荷数は1100万台で、そのうち440万台がスマートフォンだった。タブレット「XOOM」の販売も予想をわずかに上回った。Motorolaによると第2四半期、同社は44万台のXOOMを販売した。Appleが第2四半期の販売数として報告した「iPad」の469万台にはまだほど遠いが、アナリストが予想していた30万台を上回る数字だった。
Motorolaの携帯電話の販売は、中国とラテンアメリカで大きく増加した。世界中で市場シェアを失っているNokiaは、第2四半期に中国での業績が悪化した。Motorolaはその一部を拾うことができたようだ。
とはいえMotorolaは、第2四半期に2030万台の「iPhone」を販売したAppleと厳しい競争状態にある。また、アジアの携帯電話メーカーであるサムスンとHTCも、特に米国の通信キャリアVerizon Wirelessにおいて、Motorolaを相手に善戦している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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