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“Mango”搭載Windows Phone「IS12T」--「このままいけば日本が世界初」

坂本純子 (編集部)2011年07月27日 17時53分
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 KDDIと日本マイクロソフト、富士通東芝モバイルコミュニケーションズは7月27日、日本初となる最新のWindows Phone 7.5(開発コード名:Mango)を搭載した「IS12T」を発表した。発売は9月以降になる見通し。

  • 3つの特長的なカラーをラインアップするIS12T

 「このまま発売までいくと、Windows Phone 7.5が日本に世界で初めて投入される」(日本マイクロソフト 代表執行役 樋口泰行氏)という。なお、マイクロソフトは米国時間7月26日、Mangoの製造工程版(RTM)をリリースしたと発表している。

 これまでKDDIは「Android au」をキーワードに前面に押し出してプロモーションしてきた。これについてKDDI 代表取締役社長の田中孝司氏は「これからそういうわけにいかんな、というのが本音。われわれがどう思っているかといえば、選ぶのはお客様。形やプラットフォームなどさまざまなものを取りそろえていく」とし、それが「auらしさ=ワクワク感」につながると語った。

Mangoは使い込むと「気持ちよくなる」--KDDI 田中氏

  • 左から大谷信雄氏、田中孝司氏、樋口泰行氏

 また、田中氏自身は数週間前からIS12Tを使い始めたという。「プロなので、いままでいろいろなスマートフォンを使ってきているが、Windows Phoneは最初の1日か2日はとっつきにくい印象を与える。それを過ぎるとだんだん気持ちよくなってくる」と説明する。

 田中氏の「お気に入りの機能」として、連絡先やメール、SNSなどを一元管理できる「Peopleハブ」、WordやExcelなどのOfficeファイルを閲覧・編集できる点、それらのファイルや写真などをアップロードして共有できる「SkyDrive」を挙げた。

 樋口氏は、「ようやくこの日を迎えることができて嬉しい気持ち。Windows Phoneは、Windows Mobileと呼んでいたブランドをリブランドし、根本からコンセプトを入れ替えたケータイ用のOS。総力をあげてWindows Phone 7.5で巻き返しを図りたい」と意気込みを語った。

  • IS12Tのスペック

 日本市場には投入されていない現行バージョンの「Windows Phone 7」は、これまでに11機種をラインアップし、35カ国60の通信事業者で発売されている。新たに登場するWindows Phone 7.5は、Windows Phone 7に比べて500以上の機能を追加。対応言語は5言語から21言語へと増やし、アプリをダウンロードできる「Windows Phone Marketplace(Marketplace)」も18カ国から35カ国へと大幅に拡大する方針だ。

  • アプリ開発は国内で37社が表明している

 日本マイクロソフトによると、これまでに開発ツールは150万件ダウンロードされ、Windows Phone 7向けには約7カ月で2万を超えるアプリが開発されたとしている。「(Marketplaceには)1日100本ぐらい増えているので十分な数があるのではないか」(田中氏)としているが、現状は海外市場向けのもの。日本独自のものや日本市場向けのローカライズ版の登場が待たれるところだ。7月27日時点ではグリーやぐるなび、ナビタイムジャパン、リクルートなど37社がアプリの提供に名乗りを上げている。

 「アプリに関しては技術的にマイクロソフトが審査するので、セキュリティの面でも安心して使っていただける」(樋口氏)としている。

  • 大容量のストレージサービス「SkyDrive」

  • Officeファイルを編集することもできる

  • ビジネスシーンでも活用できる

「まだ黎明期、これから挽回できる」--マイクロソフト樋口氏

  • マイクロソフトのモバイルへのコミットメント

 マイクロソフトの強みは、WindowsやWindows Live、Xbox事業などで培ってきた数多くのサービスやソフトウェア、技術、パートナーなどの資産だ。樋口氏は、「WindowsやWindows Phone、スレートPC、Xbox、それぞれの要素技術をシームレスに一貫性を持ってつなぎ、Windows Phone単体でなく、トータルとしてのバリューを提供し続ける。また、デバイスメーカー、パートナーと長きにわたりビジネスをしている。それを今後のモバイルの展開にフルに活用し、全社総力でコミットしていく」と意気込んだ。

 樋口氏は「(スマートフォン市場で)出遅れてない、と言うことはできない状況だが、まだまだこれからの世界で黎明期。いかようにでもこれから挽回できるし、機能面でも進化すると思っている。一度使ってもらえると、満足度は非常に高い」とアピールした。

  • 「メトロ・デザイン」を特長とするWindows Phone

  • ソーシャル機能をOSに融合

  • 日本向けには濁点も入力しやすい「カーブフリック」を搭載

  • 「IS02」と「IS12T」の比較

 KDDIのWindows Phoneとしては、2010年6月に発売したWindows Mobile 6.5.3を搭載スマートフォン「IS02」(東芝製)以来となる。富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の大谷信雄氏は「2010年10月に富士通と東芝の携帯電話事業部門が一緒になった。IS12Tは両社の技術陣が一緒になって作った商品。非常に扱いやすいサイズと重さを実現した」と語った。

 3色そろうポップなカラーは、ヨーロッパのステーショナリーをイメージしたという。「従来のスマートフォンと比べて新しさをアピールできる新鮮な色だと思っている。新たに“Milbeaut Mobileエンジン”を搭載し、ハイビジョンの動画撮影も含めて、キレイな画質を提供できる」とアピールした。

  • 防水機能を搭載したIS12T

  • ファッションブランドとコラボレーションしたジャケットも登場予定

  • IS12Tの背面。カラーはマゼンダ

  • タイル状のメニューを搭載

  • Excelを実際に起動したところ。見るだけでなく編集できる

  • FacebookやTwitterを一元管理できる「Peopleハブ」

  • ぐるなびやグリーアプリなども開発されている

  • 音楽やビデオなどが再生できる「zune」のメニュー

  • 上部には、イヤホン端子とUSBの差し込み口がある

  • 下部にはストラップホールが付いている

  • 海外で使えるグローバルパスポートに対応

  • Windowsロゴのキーを搭載

  • 本体カバーはサイドから開けられる

  • カバーを外したところ

  • バッテリを外したところ

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