HTC、米国でアップルを抜くスマートフォンシェア--戦略説明会を開催

 HTC Nipponは6月24日、HTC Corporation Cheif Product Officer(CPO)の小寺康司氏が来日し、HTCブランド戦略説明会を開催した。

  • 米国におけるスマートフォンのマーケットシェアは、アップルを抜いてHTCが第1位に

 HTCは、全世界で0.8秒に1台端末が売れているのだという。また、2011年の第1四半期は、2010年の同時期に比べ販売台数が3倍に伸びたとし「誇りに思っている」と語った。また、米国におけるスマートフォンのマーケットシェアは、アップルを抜いてHTCが第1位になったという。

 HTCは2011年1月、「2011 CES International」でLTEに対応した「HTC Thunderbolt」を発表。さらに3月には米国で行われたCTIA 2011にて3Dに対応した「HTC Evo 3D」、4月にはロンドンでAndroid搭載スマートフォン「HTC Sensation」を発表し、いずれも米国市場などで展開している。

  • HTC Corporation Cheif Product Officer(CPO)の小寺康司氏

 同社のコンテンツ配信サービス「HTC Watch」についても説明した。HTC Watchは、一度コンテンツを購入するとクラウド上にコンテンツをキープでき、異なる5つまでのデバイスからアクセスできるというもの。「ケータイでVideo On Demandができるという方向にある」と小寺氏は言う。

 現在は500以上のコンテンツがラインアップしており、さらにハリウッドのメジャーコンテンツや、各国のローカルテレビ局と提携するなどし、年末には2000タイトルまで増加できる見通し。国内でも2011年末から2012年初頭を目指すとしている。

  • 「HTC Sensation」。1.2GHzのデュアルコアプロセッサ、4.3インチの高解像度Super LCDディスプレイ(解像度540×960ピクセル)を備える

  • コンテンツ配信サービス「HTC Watch」

  • 待ち受け画面にすぐ使いたいキーを割り当てられる。アイコンを中央にドラッグすると起動する

  • HTC Sensationの背面

  • 「HTC Evo 3D」

  • 3Dと2Dの切り替えボタンが付いている

  • 写真と動画を3Dで撮影できる

  • カバーを外した状態

  • 3Dモードで撮影したところ。メガネなしで3Dコンテンツを楽しめる

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