7月24日正午を持って、44都道府県で地上デジタル放送への移行が完了した。地上アナログ放送は正午から24時までの間、ブルーバックの「お知らせ画面」に移行し、24時に完全に停波する。
地上デジタル放送は、2003年12月に関東、中京、近畿の一部の地域からサービス提供を開始。2006年12月までに全国都道府県庁所在地で放送をスタートし、その後エリアを拡大してきた。完全移行の1年前となる2010年7月24日には、アナログ放送終了リハーサル実施地域に指定されていた石川県珠洲市が全国に先駆けデジタル化を完了している。
当初は2011年7月24日で全国47都道府県での完全移行を計画していたが、東日本大震災の影響を受け、岩手、宮城、福島の東北3県については、地上デジタル化の延期を決定。3県については2012年3月末の移行を予定している。
地上デジタル放送への移行に関しては、7月1日から特別周知としてアナログ画面上にアナログ放送終了までの残り日数を示すカウントダウンスーパーを表示していた。
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