日本ビクターは7月22日、木製の振動板を採用した「ウッドコーンスピーカー」にアンプ一体型DVDプレーヤーを組み合わせたシステムコンポ「EX-AR9」を発表した。プレミアムモデルとして直販サイト「ビクターダイレクト」限定で販売する。価格は12万9800円。
EX-AR9は、フルレンジスピーカとレシーバ部を組み合わせた現行機「EX-AR7」(AR7)をベースに、レコーディングスタジオ「ビクタースタジオ」のエンジニアと連携し、高音質再生技術を組み込んだプレミアムモデルだ。
スピーカーの振動板には、ウッドコーンの縦、横方向に形状の異なる木製薄板シートを装着した異方性振動板を採用。さらにAR7と比べ、センターキャップにより角度をつけることで抜けの良い高域再生を実現したとしている。センターキャップの裏側には、メイプルの吸音材を装着。共振音を吸収し、上下方向への音の広がりを両立させているとのことだ。
アンプ部には、アルミ、銅、真鍮ニッケルメッキなど、異種金属を組み合わせてワッシャを配置。振動を低減させるとともに、前後方向への広い音情表現を可能にしたという。DVD部はCD、DVDオーディオ、DVDビデオなどの再生に対応。USB端子も備え、メモリ内のMP3、WMA、WAVファイルが再生できるほか、CDからUSBメモリへの録音も可能だ。
発売は8月下旬を予定しており、7月23日~8月11日までの間に予約すると特典として、「原音探求」ソフトと簡単リモコンがプレゼントされる。また7月23日~8月1日までの10日間限定で、10回分割クレジット無金利キャンペーンも展開する。
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