Appleの最高財務責任者(CFO)を務めるPeter Oppenheimer氏は米国時間7月19日、同社2011年第3四半期の業績発表の中で、9月までの第4四半期に「次の製品への移行」があることをほのめかした。
Oppenheimer氏は、Morgan StanleyのアナリストであるKatie Huberty氏から、Appleの第4四半期の業績見通しが「控えめ」な数字である理由を質問されたのに答えて、「Mac」や「iPhone」「iPad」については前年よりも多い売り上げを予想しているとし、次のように付け加えた。
「WWDC(Worldwide Developers Conference)で発表したように、この秋には、『iOS 5』と『iCloud』の登場によって多くのことが起こる。また、今日は話さないが、今後製品の移行がある。こうしたことが9月までの四半期に影響するだろう」(Oppenheimer氏)
また、Gleacher & CompanyのBrian Marshall氏がAppleの「iTunes」に映画のタイトルが少ない理由を尋ねたのに対し、Oppenheimer氏は、映画やテレビ番組の品ぞろえは特に米国で「非常に幅広い」と述べ、他の国では四半期ごとに追加していると答えた。
「この四半期には、さまざまなストアでコンテンツが増えることを期待してほしい。いくつか素晴らしいものが登場する予定だ」(Oppenheimer氏)
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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