Appleは米国時間6月6日、Worldwide Developers Conference(WWDC)2011で「iOS 5」を発表した。iOS 5には200の新機能があり、WWDCではそのうち10の機能のデモが行われた。しかし、要望が多かったものの実現されなかった機能もある。そのような機能をまとめた。
- Facebookとの統合--iOS 5では中核アプリとTwitterが統合され、カメラや写真アプリから直接ツイートを送れるようになるが、Facebookとの統合については言及がなかった。
- 3G経由のFaceTime--iOS 5の発表の中で「FaceTime」については触れられなかった。Wi-Fiだけでなく3GによるFaceTimeを望む人もいるが、これはAppleよりもキャリアに関係することかもしれない。
- ネイティブの音声案内ナビゲーション--この機能は以前から熱望されているが、「iPhone」ではまだ実現していない。「Google Maps」がGoogleの機能であることによる問題があるのかもしれないが、この機能がないために「Android」携帯電話を選択する人も多い。
- ウィジェット--情報を一目で見わたせるウィジェット機能を望む人もいる。iOS 5では通知ドロップダウンに株価や天気の情報を表示できるが、ロック画面やホーム画面のウィジェットを望む声もある。
- アプリケーションの試用--「App Store」でアプリを購入したときに、返金を求めることはできない。Android用アプリに15分間の試用期間があるように、App Storeのアプリにも支払猶予期間を設けることはできないだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。