FacebookとSkypeは、世界最大規模のソーシャルネットワークであるFacebookにビデオチャット機能を導入する提携を締結した。
Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は先週、同社が米国時間7月6日に「素晴らしいもの」を発表する計画であると述べていた。早々と流れていたうわさどおり、Skypeのビデオ通話がその大きな発表だったようである。
Facebookのチャットプラットフォームにビデオ通話機能が搭載された。ユーザーはチャットウィンドウの上部にあるビデオ通話ボタンをクリックするだけで、相手がビデオ要求に応じれば、ビデオを介した通話を開始できる。Facebookによると、たった「2回のクリック」でFacebook上においてビデオチャット機能が利用できるという。
このように簡単に利用できるようにすることが、FacebookとSkypeが今回の新しい提携において重視した点のようである。Facebookは、同社のビデオ通話機能は「ビデオでつながるための最も簡単な方法」であると述べた。
Microsoftは2011年に入り、Skypeを85億ドルで買収する計画を発表した。この買収が規制機関に承認されれば、SkypeのCEOを務めるTony Bates氏が、新しいMicrosoft Skype部門を率いる予定である。Zuckerberg氏は6日、この買収が成立しても、Facebookのビデオ通話機能には「何の変更」も生じないと述べた。
Facebookのビデオ通話機能は6日から、70の異なる言語で順次提供開始され、「今後数週間のうちに」、同ソーシャルネットワークの7億5000万人の全アクティブユーザーが利用できるようになる予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス