Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は米国時間6月30日、同社が来週、「何か素晴らしいサービスをローンチ」する予定だと述べた。Reutersが報じた。
Reutersによると、Zuckerberg氏はFacebookのシアトルオフィスで報道陣に対し、同オフィスのチームが次期プロジェクトの開発を完了したと述べたという。Facebookのシアトルオフィスは、先頃改善された同ソーシャルネットワークのモバイルサイト開発において重要な役割を果たしたことから、Reutersは来週のローンチが「モバイルかタブレット」に関連するものになる可能性を示唆した。
ローンチがタブレットに関連するものだとしたら、待望の「iPad」向けFacebookアプリケーションかもしれない。同社は現在、「iPhone」向けアプリケーションを提供しているが、iPadユーザーは現状では通常の完全なサイトを利用することを余儀なくされている。New York Timesは6月、複数の情報筋の話として、FacebookがiPad向けアプリケーションの準備を進めており、数週間以内にローンチする可能性があると報じている。
だが、FacebookがiPhone向けの新しい写真共有アプリケーションを発表する可能性もある。ソーシャルメディアブログのTechCrunchは数週間前、ユーザーに写真共有機能を提供する新しいFacebookアプリケーションの画像と文書を含む、50Mバイトのファイルを入手したことを明かした。同ブログによると、そのプログラムはFacebookの既存のiPhoneアプリケーションには統合されず、同サービスのソーシャルグラフを利用するものになるという。
Facebookがこれらのプラットフォームを提供しない場合、来週発表されるのはTechCrunchが6月に発見した「Project Spartan」と呼ばれるプロジェクトかもしれない。複数の匿名情報筋を引用した同ブログによると、SpartanはAppleの「App Store」に対抗して設計されたHTML5ベースのプラットフォームだという。同サービスはモバイル版「Safari」で動作する。
TechCrunchは当時、「FarmVille」の開発元であるZyngaを含む「80ほどの」サードパーティー開発者がProject Spartanに参加していると報じた。
これらのサービスのどれかが来週ローンチされるかもしれないし、されないかもしれない。答えはそのときになれば分かるだろう。
Facebookにコメントを求めたが、すぐに回答を得ることはできなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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