Hewlett-Packard(HP)のPalm部門を率いるシニアバイスプレジデントJon Rubinstein氏は、米国で先週発売となった「TouchPad」の芳しくないレビューを受け、励ましの電子メールを社内従業員に送付した。PreCentral.netがその内容を公開している。
レビューの中には、「webOS」の動作の遅さやアプリの少なさについて不満を述べるものもあるが、Rubinstein氏は従業員に対する電子メールで、業界は「HPのビジョンを理解」しており、webOSに「可能性を感じている」ことがほとんどのレビューから分かると述べている。
「例証されている問題のほとんどは、われわれがすでに知っているもので、無線によるソフトウェアやアプリカタログの更新により、短期間で対処されるだろう」(Rubinstein氏)
同氏はさらに、webOSのワールドワイドデベロッパーリレーションズの責任者であるRichard Kerris氏から、「Mac OS X」も最初のレビューでは「動作が遅い」「質の高いアプリがない」「支離滅裂だ」などと言われていたことを指摘されたと述べている。
Rubinstein氏およびKerris氏は、ともにAppleに勤めていたという経歴を持つ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果