マカフィーは7月4日、米McAfeeが「TRACE(Threat Research and Counterintelligence Experts)」という専門家チームを形成したとブログで発表した。TRACEのメンバーは企業の情報システムの安全を徹底するため、侵入テストなどの方法に精通した、いわゆる“ホワイトハットハッカー”から構成されており、絶えず進化する技術を活用して悪事を働く“ブラックハットハッカー”に対抗していくという。
TRACEを結成することで、組込機器のような未知の分野に対する脅威を徹底的に研究できるようになったとしている。TRACEは、ブラックハットハッカーが行動する前に問題を明らかにして保護することを究極の目標に、予期しない脆弱性を調べ、ブラックハットハッカーの企みを事前に知るために必要な知識を提供する。
これらの知識があれば、原子力発電所のように大きなシステムから心臓ペースメーカーのように小さなシステムまで、貴重なデジタル資産に対する悪質なサイバー攻撃から守ることができるとしている。
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