パッケージがスピーカになっちゃうくらいだし、さぞかし音楽ケータイとしてすごい機能が搭載されているんだろう!と期待しつつKH3900の電源を入れてみることにしよう。折り畳みの本体を開いてみれば、キーパッド周りなどのデザインはやはり日本ではなく韓国っぽい。ディスプレイ下のQuickShareは某メーカーそのまんま、そしてまたここにもShowのロゴが入っているけど、これもなくてもいいのになぁ。
キーパッドは横の列がつながったデザイン、またよく見るとペンギンの絵が見えるが、これは中国では誰もが使っているメッセンジャー「QQ」のワンタッチアクセスキー。その右の音符マークのキーが音楽プレーヤーへのショートカットキーだ。音楽ケータイであることをアピールしているのだから本体側面あたりに音楽キーが欲しいものだけど、実はKH3900で特徴的なキーってこのQQと音楽キーのみ。あとは特に特殊なキーは一切ないのだ。うーんちょっと物足りないなぁ。
開いたフォルムもとても美しい。開いた状態でも本体は一体化したデザインになっており、折り畳みの蝶番部分も出っ張りや段差がないデザインになっている。実はKH3900って音楽ケータイというよりもデザインケータイを目指しているんじゃないだろうか。まぁこのデザインも韓国で売っているケータイの某機種にかなり似ていたりするんだけどね。
さてとKH3900の機能のほうだが、これがいたってフツーなのだ。特別な機能やアプリは一切なし。音楽プレーヤーですら只の再生機能を持ったごくごく一般的なもの。しかもトンデモケータイって勝手にヒット曲などがプリインストールされているんだけどそれもなし。唯一の機能と言えば着信時や音楽再生時に本体の上部に埋め込まれたライトがランダムに光るくらい。うーん全然音楽ケータイじゃないじゃんかよKH3900……。
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