Morgan StanleyのアナリストKaty Huberty氏によると、Appleは2011年8月末までに次期「iPhone」の製造を開始し、第3四半期末に発売する予定であるという。
先週、台湾で複数のAppleサプライヤーと会合を開いたとされるHuberty氏は、米国時間6月26日付けの投資家向けメモで、Appleが8月半ばから後半にiPhoneの製造を開始し、第4四半期にかけて「集中的」に製造を進めると予測している。
Appleは8月の急ピッチの製造に続いて、9月にiPhoneを発売し、第4四半期の間に200万台を出荷する予定であると同アナリストは考えている。同氏は以前、第3四半期に200万台を出荷すると予測していた。しかし、9月初旬に発売となれば、第3四半期の予測出荷台数も増加し、iPhoneの2011年の総出荷台数は7200万台に達する可能性があるとHuberty氏は記している。
iPhoneとともに、Appleは次期「iPad」の製造も8月に開始するものと思われるとHuberty氏は述べた。iPadの2011年の出荷台数は3000万台に達し、タブレット市場におけるAppleのシェアは60%になる見込みだと同氏は予測している。
2012年の展望については、4G LTE版と低価格の3Gモデルの両方のiPhoneが発売され、2012年のiPhone出荷台数が大幅に増加するだろうとHuberty氏は予測している。また、Appleがテレビ事業に参入するとも最近うわさされているが、これについて同氏は、同社が独自のAppleブランドのスマートテレビを開発してテレビ事業に参入し、この事業で190億ドルもの年間売上高を達成する可能性があると考えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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