GoogleのエグゼクティブチェアマンであるEric Schmidt氏は、フランスで開催されたCannes Lions International Festival of Creativityにおいて現地時間6月22日に講演し、今後1年以内にレストランや小売店の3分の1でモバイル決済が可能になるだろうと述べた。The Financial Timesが伝えている。
Googleは5月に、「Android」ベースの機器で近距離無線通信(NFC)を使用して支払いができる「Google Wallet」を発表している。Googleはまた、将来のAndroid搭載スマートフォンはすべてNFCに対応すると述べた。
モバイル決済には決済処理端末の普及も必要だが、Schmidt氏は、NFCの「不正使用率がきわめて低い」ため、この点については心配していないという。Schmidt氏は、クレジットカード会社によるモバイル決済対応端末への更新について、どれだけ時間がかかるか誰にも分からないとしながらも、できるだけ早く転換することがクレジットカード会社の利益になると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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