Microsoftは米国時間6月28日、ニューヨーク市で開催されるイベントで「Office 365」を正式にリリースするようだ。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏がホストを務めるこのイベントは、現地時間午前10時(太平洋時間午前7時)に始まり、ウェブキャストで生中継される。
2010年10月に発表されたOffice 365は、Microsoftが従来から提供するデスクトップおよびサーバ製品の一部に代わるクラウドベースのサービスを企業向けに提供することを目的としている。同サービスは、「Office Web Apps」に、「Exchange」および「SharePoint」のホステッド版と、オンラインコミュニケーションおよびコラボレーションサービスを提供するMicrosoftの「Lync」製品を組み合わせたものだ。
リリースイベントに関するMicrosoftの発表は少しばかり曖昧で、Office 365について共有するニュースがあると述べるにとどまっている。だが、Worldwide Partner Group担当コーポレートバイスプレジデントのJon Roskill氏など同社の他の幹部はすでに、6月28日がOffice 365のリリース日だと述べている。
Office 365は、2011年4月からパブリックベータ版が入手可能になっているが、2つのベーシック版が提供される予定だ。
エントリーレベルの「Office 365 for professionals and small businesses」は、Office Web Apps、Exchange、SharePoint、「Lync Online」などを含み、月額利用料はユーザー1人につき6ドルとなっている。
中規模および大規模企業向けの「Office 365 for enterprises」には、インスタントメッセージング(IM)、オンライン会議、ビデオ通話といった追加機能があり、月額利用料がユーザー1人につき10~27ドルの範囲で4つのプランが用意される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス