Research In Motion(RIM)の四半期決算は堅調だったが、ウォール街の過剰な予測には及ばなかった。RIMは第1四半期については、楽観的な見通しを示している。
同社の第4四半期における純利益は7億1010万ドル(1株あたり利益は1.27ドル)で、前年同期比の5億1830万ドル(1株あたり利益は90セント)を上回った。売上高は40億8000万ドルで、前年同期から18%増加した。問題なのは、RIMの当期決算は1株あたり利益が1.28ドル、売上高が43億1000万ドルになると予測されていたことだ。
明るい材料としては、45.7%という粗利益率が、予測されていた43%を大幅に上回ったことが挙げられる。
RIMの決算発表前、アナリストは一貫して予測を上方修正していた。
RIMは第1四半期の業績見通しについて、1株あたり利益が1.31〜1.38ドル、売上高が42億5000万〜44億5000万ドルと予測している。粗利益率の目標は44.5%だ。
ウォール街はRIMの2011会計年度第1四半期について、1株あたり利益が1.18ドル、売上高が43億ドルと予測する。
RIMの共同最高経営責任者(CEO)であるJim Balsillie氏は、アナリストとの電話会議で、同社の強みの一部を簡単に紹介した。その中では新しいハードウェアについても少し触れられており、これにより2011会計年度の下期はさらなる成長が見込まれるという。Balsillie氏は2011会計年度に期待すべきことについて具体的な話はせず、「ロードマップを見たら度肝を抜かれるだろう」と述べるにとどめた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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