iOS 5では、ロック画面に写真撮影用のショートカットが追加される。ショートカットを使えば、ロックを解除しなくてもすぐにカメラを起動し、ボリュームコントロールを使って写真を撮影できる。アプリケーション内での変更点としては、グリッド線の表示、ピンチズーム、露出の変更のほか、細かい設定が可能になる。また、非常に歓迎すべき点として、写真のトリミングや回転、赤目の修正といった編集もできるようになる。
「メール」アプリケーションでは、リッチテキストフォーマットに対応し、文章をインデントしたり、宛先のTO、CC、BCC間でアドレスをドラッグしたり、メッセージにフラグを付けたりできるようになる。また、差出人、宛先、件名だけでなく、メッセージ本文を検索することも可能だ。
「PC Free」は、ソフトウェアアップデートを無線で行える機能だ。これによって、最新機能を入手するために機器をコンピュータに接続する必要がなくなる。また、アップデートされるのは変更部分のみとなるため、更新時間も短縮される。この無線機能はアプリケーションにも適用され、写真編集やメールフォルダの管理、カレンダーの予定追加や削除なども無線でできるようになる。
「Game Center」では、プロフィールへの写真添付、スコアの比較、「友達の友達」の表示、友達やゲームの推奨機能が新たに加わる。また、ターン制ゲームのサポートや、Game Centerから直接ゲームを購入する機能も備わる。
「iMessage」は、iOS 5を搭載する全デバイス(iPhone、iPad、およびiPod touch)で使えるメッセージングアプリケーションだ。これには、テキスト、写真、動画、連絡先、およびグループメッセージの送信機能や、誰かがユーザー宛てのメッセージを入力中であることを知らせる機能、配信確認と開封確認、セキュアな暗号化、会話が全デバイスにプッシュされる機能などが含まれる。iMessageは、3GおよびWi-Fiネットワークに対応する。
Forstall氏は、その他の変更点にも簡単に言及した。例えば、毎時更新の天気予報、Wi-Fiを介した「iTunes」との同期、新たなiPad向け音楽アプリケーション、iTunesの着信音ストア、「iPad 2」の画面を「Apple TV」を介してテレビに表示できる「AirPlay Mirroring」機能、ユーザー辞書、Mapsでの代替ルート表示、絵文字、バイブレーションのカスタム設定などだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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