ローソンは5月31日、同社の子会社であるローソンエンターメディア(LEM)とHMVジャパンを合併すると発表した。ローソンHMVエンタテイメント(仮称)として、コンサート等のチケットとCD、DVD、グッズ等の商材を同時に取り扱う、独自のエンターテインメント事業を展開する。
今回の合併は、同日開催された取締役会で決議されたもの。ローソンでは、エンターテインメント、eコマース事業の強化を目指すとしている。
LEMとHMVジャパンは、LEMを存続企業として9月1日に合併する。代表取締役社長にはLEMの代表取締役社長の坂本健氏が、代表取締役にはHMVジャパンの加茂正治氏が就任する。なお、HMVの店舗事業とeコマース事業については、引き続きHMVブランドで事業展開するため、HMVブランドは継続する。
ローソンでは、2010年度にコンサートなどのチケット販売を取り扱うLEMと、HMVを完全子会社化している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」