[ブックレビュー]クラウド時代の読書術--「リーディング3.0」

東洋経済新報社
詳細:単行本(ソフトカバー) / 175ページ / 東洋経済新報社 / 価格:1575円 / 著者:本田 直之 / 外形寸法 (H×W×D):18.6cm × 13.0cm × 1.4cm / 重量:0.2 kg
内容:本を読み、ポイントをメモして残す。それで満足していい時代は終わった。ビジネスパーソンならば、メモをとったその先へ読書を発展させていかなくてはならない。厳しいビジネス環境を生き抜くために必須のスキル、それが「リーディング3.0」だ。
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 本を読み、ポイントをメモして残す。それで満足していい時代は終わった。ビジネスパーソンならば、メモをとったその先へ読書を発展させていかなくてはならない。厳しいビジネス環境を生き抜くために必須のスキル、それが「リーディング3.0」だ。

 本書では、本田氏が「レバレッジ・リーディング」でまとめた読書の方法論を、現在の状況に合わせて進化させたリーディング3.0として紹介する。今までの読み方とは違うリーディング3.0の特徴として、「情報量」「即時性」「ソーシャル・リーディング」の3つを挙げている。

 各特徴の詳細は本書をお読みいただくとして、数年前には読書の中に入ってくることなど考えられなかった、Twitterをはじめとするソーシャルサービスの利用というのは、興味をひかれる。

 今や、iPhoneやKindleといったツールを使えば、時と場所をまったく選ばずに本を読めるようになった。そのおかげで、本を読むタイミングを逃すことなく、さらに本を読んだ感想を発信できるところまで完結してしまうという便利さを、改めて見直すことになる。もちろん、紙の本や雑誌も読むのだが、もはやそれだけでは到底時代についていけないのだ。ツールを毛嫌いするのは、もはや得策ではない。

 ただ、間違ってはいけないのが、ツールを使いこなすことが本質ではなく、いかに読み、身につけ、さらに発信するかということが重要だという点だ。そのため、初めてこのような読み方に取り組む人にも分かりやすく、平易な言いまわしで説明されている。だが、全体的に淡々としていながらも、熱を帯びた使命感のようなものを感じる。

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