JAMBOXの設定を変更したり、JAMBOXをアップデートしたりするには、専用ウェブサイトのMyTALKにアクセスする。言語が英語になっている場合は、右上の言語名の右にある三角のアイコンをクリックして、言語を日本語に変更しよう。そして、まずは、アカウント取得のための登録を済ませる。
次に画面に表示される指示どおりに、Jawbone Updaterをダウンロードして、自分のパソコンにインストールする必要がある。WindowsでもMacでもOKだ。
これで、JAMBOXの設定準備はできたことになる。必要なアップデートがあれば、JAMBOXをアップデートし、常に最新の状態にしておくことをおすすめする。
[MYTALK APPS]タブの[AUDIO APPS]列から、希望の声を選択する。日本語は一番下から2段目にある。また、いちいち声で知らされるのはうっとうしいという場合、声を消音することもできる。この場合、画面左上にある自分のデバイスの情報欄から、[詳細設定]をクリックすると表示される画面で、[音声アナウンス]をオフにすると良い。ただ、音声アナウンスをオフにしても、電源を入れたときと、落としたときに鳴る音は止められない。これが結構な音量で鳴り、重低音が震えるので、注意したい(筆者はよく服やタオルでくるんでから電源のオンオフを行っている)。
JAMBOXは、スピーカフォンにもなる。電話がかかってきたら、JAMBOX上部の通話ボタンを押すだけだ。前面にマイクロフォンも内蔵されているので、スピーカに向かって話す。こちらから電話をかけるときは、普通にiPhoneの画面でダイアルし、通話が開始されたらスピーカで話す。Skypeなどを使えば、ちょっとした電話会議も可能だ。
もちろん音声はクリアで聞き取りやすい。スピーカからの声も、相手にはクリアに聞こえる。
JAMBOXの音圧は仕様によると85デシベルであり、「一般的に100km/hで走行する乗用車が70デシベル程度」とのことなので、かなり重低音の効いた迫力のある音であることは想像に難くない。筆者は、それほど音質に詳しくはないが、自宅兼仕事場で使用している液晶モニタ内蔵のスピーカでは、スカスカの軽い音でしか映画などを見られなかったのが、JAMBOXの3.5mmミニステレオジャックと接続することで、今までとはまったく違う、お腹に響く重い音が楽しめるようになった。もう、絶対に液晶に付属のスピーカには戻れない。
今回借りた製品は、海外版であるため、現在日本で発売されている日本版とは、たとえば紙部分の箱の形状が多少異なる(コンセントの形状変換器がないため)。しかし、機能に違いはなく、ウェブサイトでの設定ももちろん日本語でできるので、心配はいらない。
高音質をうたうほかの高額のiPhone向けスピーカに比べて、JAMBOXはお手ごろ感のある価格であるし、音質の良さ以外に、インテリアに馴染むデザインをスピーカに求めるなら、候補の1つに入れるべき製品だ。
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