Googleは「Chrome OS」搭載ノートPCを、ハードウェアとオンラインサービスを組み合わせた月額20ドルの「スチューデントパッケージ」として発売する準備を進めているという。Forbesが匿名のGoogle上級幹部の話として報じた。
Google関係者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
先述の幹部社員が示唆したように、このパッケージは同様の製品が企業や開発者向けに近い将来提供されることを示している可能性が高い。
「中規模および小規模企業は、われわれにこのような製品を強く求めている」と同幹部はForbesに話した。
このパッケージはGoogleにとって貴重な製品テストメカニズムとなり、ChromeノートPCを使う学生が卒業して就職するとき、将来的な市場の基盤を築く可能性がある。
GoogleのブラウザベースOSであるChrome OSは困難な立場に置かれている。ネットブック向けとして2010年に登場する予定だったが、Googleは開発者向けのプロトタイプを配布しただけで、現在も開発が続いている。
このパッケージの発表は米国時間5月11日、サンフランシスコで開催の開発者向けカンファレンスGoogle I/Oの基調講演で行われるものとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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