クオリティソフトは4月26日、フォティーンフォティ技術研究所と協業し、「脆弱性攻撃防御」機能を搭載した、PDFファイルを作成、編集できるソフトウェアの新版「Quality Gaaiho PDF Suite Ver.1.0P」の販売を開始したと発表した。
Gaaiho PDF SuiteはPDFの作成、ファイルの編集、ファイル内のドキュメント編集までを一つにしたパッケージ製品。さまざまなオフィスアプリケーションファイルをPDFに出力でき、プラグイン形式でInternet ExplorerやOfficeから直接PDFを作成することも可能だ。
PDFファイルは汎用性、利便性が高い反面、PDFビューアの脆弱性を狙った攻撃が激増していることから、フォティーンフォティの脆弱性攻撃防御機能を搭載した。これによりPDFの脆弱性を突いたコード実行を防ぎ、よりセキュアな文書閲覧環境を構築することが可能となる。
税別価格は、スタンダードライセンスで100クライアントで1クライアントあたり6960円、1000クライアントで1クライアントあたり6700円。ターミナルサーバライセンスは、接続可能な権限を持つクライアント数で40クライアントで1クライアントあたり8300円。脆弱性攻撃防御機能の税別価格は、1クライアントあたり500円となっている。
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