シュア・ジャパン・リミテッドは、3月に発表 したインナーイヤータイプの「SE215」1機種と、オーバーヘッドタイプの「SRH940」「SRH550DJ」2機種の商品説明会を開催した。実機の視聴コーナーが設けられたほか、トークセッションなどが行われた。
SE215は、シングルダイナミック型MicroDriverを採用したエントリーモデルだ。上級機と同じケブラー素材のケーブルを採用し、本体とケーブルは着脱が可能。曲がり具合を保持できるため、耳の後ろにケーブルを通して装着する独特のスタイルも快適にできるとしている。ボディカラーはクリアーとトランスルーセントブラックの2色を用意。店頭想定価格は9500円前後になるとしている。
会場では、現行機SE115も愛用しているというフリーランスライターの山田祥平氏、百瀬みのりさんを交えたトークセッションも開催。「Shure巻き」と呼ばれる独自の装着スタイルなどについてトークが交わされた。
また同時に発表されたオーバーヘッドタイプのSRH940はモニターヘッドホンのフラッグシップ機、SRH550DJは本格派を極めたDJ用ヘッドホンになる。両機種ともにプロのミュージシャンやDJがテスターとなり、開発された。
SRH940は、口径40mmのドライバを内蔵したダイナミック型だ。ベロア素材のイヤーパッド部を交換用として用意したほか、プレミアムパッド入りのヘッドバンドを採用。長時間での使用にも耐える装着感を実現したとしている。
本体コードは着脱式で、3mのカールケーブルと2.5mのストレートケーブルを同梱する。重量は320g。店頭想定価格は2万6800円前後になる。
SRH550DJは、片耳での聴きとりに便利な90度回転するスイベル機構を搭載。ダイナミック型ドライバにより強化された低域を再現するとしている。ケーブルの長さは2m。イヤーパッドは交換できるため、長期での使用に対応するとのことだ。店頭想定価格は8500円前後になる。
オーバーヘッドタイプの2モデルに関しては、エンジニアオーディオライターの岩井喬氏、ミュージシャンの小宮山雄飛氏(ホフディラン)らがトークセッションをした。岩井氏が以前購入したShure製カートリッジの箱を持参するなどファンぶりをアピールしたほか、SRH840に比べ低域がフラットになったとされるSRH940の音作りについても語った。
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