Appleが「iPhone」や「iPad」など一部の「iOS」搭載デバイスでひそかにユーザーの行動を追跡しているとされる問題をめぐり、フロリダ州在住のVikram Ajjampur氏とWilliam Devito氏がプライバシー関連法やコンピュータ詐欺及び不正使用取締法(Computer Fraud and Abuse Act)違反のかどで同社を提訴した。Bloombergが報じた。
同訴訟で問題視されているのはAppleが詳細な位置情報の保存についてiTunesの利用者規約などでエンドユーザーに説明していなかったことだ。
原告は訴訟の中で、損害賠償と差止命令による救済を求めている。集団訴訟の形態をとることを目指し、次にリリースされるソフトウェアで問題の機能を完全に無効にすることを求めている。
Appleは本訴訟についても含め、位置情報収集の問題が報じられて以来、公式なコメントを控えている。もっともMacRumorsはAppleの最高経営責任者(CEO)Steve Jobs氏からこの問題に対するコメントをもらったとする読者のメールを掲載している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス