誘拐されていたKaspersky Lab創業者の息子が解放され、事件に関連して5人の容疑者が勾留されているという。ロシアの報道機関が現地時間4月24日に報じた。
Interfaxによると、Kaspersky Labの最高経営責任者(CEO)Eugene Kaspersky氏の息子Ivan Kasperskyさん(20歳)は、ロシアの警察当局と企業警護部隊の連携による特殊作戦を通じて解放されたという。
モスクワを本拠とするウイルス対策ソフトウェア会社Kaspersky Labの広報担当者はInterfaxに対し、「身代金の支払いなく解放された」と述べている。
ロシアのニュースサイトpravda.ruの英語版によると、Ivan Kasperskyさんは、モスクワ大学で数学と人工知能学を学ぶ4年生で、19日午前中に母親のNatalya Kasperskyさんが所有する会社InfoWatchに働きに行く途中で誘拐されたという。その後、犯人と称する人物が、父親のEugene Kaspersky氏に電話をかけ、430万ドル要求したされている。
容疑者についてそれ以上詳しい情報は発表されていない。Kaspersky Labの関係者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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