米陸軍は今週、ウェブサイトで、「Android」ベースの「Joint Battle Command-Platform」(JBC-P)デバイスの評価を行っており、配備に向けて動いていると発表した。
JBC-Pハンドヘルドは、Androidを大幅に改変した「Mobile/Handheld Computing Environment」で動作する。現在はプロトタイプであるが、戦術行動中の兵士のモバイル通信環境に大きな成果をもたらす。米陸軍は、サードパーティー開発者が新しいアプリを制作するためのソフトウェア開発キット(SDK)を、2011年夏にリリースする計画だ。これにより、新しく開発されたさまざまなアプリケーションを兵士が利用できるようになると米陸軍は述べている。
このような端末は前線にいる兵士にとって非常に有益であると、米陸軍は主張している。その理由の1つに、野外演習を行っている兵士が、敵や爆弾を見つけた際にその位置をデバイスに入力することで、その地域にいる他の兵士が端末からその情報を得ることができるようになることを挙げている。また、自分の部隊の他の兵士を追跡する際にも役に立つという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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