エレクトロニクス企業サムスンがハードディスクドライブ(HDD)事業の売却を計画しているという。
The Wall Street Journal(WSJ)は匿名の情報筋の話として、同社は、同事業を15億ドルで売却したいと考えているが、売却額は10億ドル未満になる可能性があると報じている。この情報筋はWSJに対し、「サムスンは(同社のHDD事業を)手放そうとしている」と述べ、同社の主要な競合企業の1社であるSeagateが売却先候補であると語った。
サムスンは長年にわたってハードディスクドライブ事業を展開してきたが、この分野の主要企業からは依然としてかなりの遅れをとっている。調査企業iSuppliによると、世界のHDD市場におけるサムスンのシェアは2010年末の時点で、10%程度であるという。
WSJの情報筋によると、サムスンはハードディスクドライブ事業売却によって得た現金を、より有望な分野に投資する計画であるという。この情報筋は、サムスンがどの市場に注力したいと考えているかについては述べなかった。
サムスンとSeagateはともに、この報道に関するコメントを避けた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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