Oracleは米国時間4月15日、「OpenOffice.org」の開発を、完全なるコミュニティーベースのオープンソースプロジェクトに移管することを発表した。今後、商用版Open Officeは提供しない。
OracleのチーフコーポレートアーキテクトEdward Screven氏は「フリーな個人用生産性アプリケーションに対する支持の大きさ、パーソナルコンピューティング技術の革新の速さを考慮すると、OpenOffice.orgプロジェクトは広い支持基盤に応えられる非商用の組織が管理すべきだと考える」と述べる。
なお、同社は法人や公共機関に広く導入されてきたオープンソースのLinuxとMySQLについては、開発に投資し続ける意向だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス