Mozillaは米国時間4月13日、「Firefox」の開発サイクルを短縮化することを目指し、新テストチャネルの導入を発表した。この短縮化は、新機能、性能向上、セキュリティアップデート、安定性向上をユーザーにより早く届けることを目的としているという。
Mozillaによると、Firefoxの新機能をテストするためにはこれらのチャネルとしてはこれまで、ナイトリーテスト(Mozilla QAによるテストを実施していない機能が含まれる)、Firefox Beta(新機能や改良点を幅広くテスト)、Firefox Final Release(安定した機能をユーザーに届ける)という、3つのチャネルが存在したという。Mozillaは、新しいFirefoxをより早く公開するとともに、Firefox開発にユーザーが参加する機会を増やすため、変更を加えると述べた。
Mozillaは13日、さまざまな品質レベルにおいて機能をユーザーに届ける広範囲な取り組みの一部として、Auroraチャネルを導入したことを明らかにした。同チャネルは、最新の機能をユーザーがテストできる。Mozillaによると、同チャネルのリリースは、ベータや最終版のような安定度を場合によっては確保してないという。
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