企業や組織のタブレット導入--選定に役立つ5つのヒント - (page 2)

Susan Harkins (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2011年04月14日 08時00分

3.すでに持っているユーザーの話を聞く

 予算の範囲内で手の届かないものを除外すれば、いくつかのモデルをリストから消すことはできるだろう。しかし、経験に優るものはない。メーカーのサイトや他の掲示板に行って、ユーザーのレビューを読むことだ。購入を検討している特定のモデルのコメントを探すようにする。他の人の経験を参考にして、リストからモデルを外すのをためらってはならない。

4.試用してみる

 ある程度の台数を購入しようと考えているのであれば、いくつかのモデルを実際にテストできないかメーカーに掛け合うことができるだろう。少なくとも聞いてみることはできるはずだ。メーカーが応じてくれるようなら、実際に使うことになる人を招いてその作業をしてもらう。彼らがどこを気に入り、どこを気に入らないかに注意を払うことだ。彼らこそが、タブレットを使う当事者であり、自分の選択で彼らを満足させなくてはならないのだ。

 社内でテストをする代わりに、彼らを店頭に連れて行くのもいいだろう。対象となる人が多すぎて現実的でなければ、真剣に希望する人を募ったり、自分たちで店頭に見に行ってもらうように頼む。希望する人には、店頭で徹底的に調査してもらうと伝えること。満足させたいのは彼らであり、彼ら自身に比較し、評価してもらい、分かったことを共有してもらうのがいい。書類の上ではよかったものが、結局はユーザーに喜ばれるものではない可能性もある。

5.1種類であらゆる要望を満たすことはできない

 妥協が必要になることも考えておく。1つのモデルではうまくいかないかもしれない。一部の人にはスマートフォンのような小さなタブレットが適しているが、大部分の人には合わないということもあるだろう。一部の会社では難しいかもしれないが、ユーザーのために2種類以上の端末を用意することも検討すべきだ。決定権を持つ人に対し、ユーザーの異なるニーズを訴えることも必要になるかもしれない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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