パイオニアは4月1日に、カーナビゲーションシステム上に東日本大震災における被災地周辺の「通れた道路」を表示するサービスを開始する。同社の「サイバーナビ」「楽ナビ」などの対応機種で確認できるとしている。
これはカーナビゲーション搭載の車両から収集した走行履歴データを元に統計データを再生成することで表示するもの。走行実績が発生した場合、リアルタイムでその情報が表示され通れた道路が確認できるとしている。
対象機種は2007年以降に発売された、ほぼすべてのパイオニア製カーナビ。ただし、個別に通信回線への接続と「スマートループ渋滞情報」サービスへの登録が必要になるとしている。
パイオニアでは通れた道路の情報提供により、被災地域の移動を支援するとのこと。あわせて通れた道路の確認ができるカーナビを復興支援に携わる自治体などへ寄付することも決定している。
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