日本マイクロソフトと、青森市に本社を置くページワンは3月22日、両社の連携のもと、東日本大震災の被災地域の自治体や、救援活動を行うNPO向けに、避難所の運営を円滑にするためのクラウドソリューション「震災復興支援システム」を無償提供すると発表した。
被災地域の自治体や救援活動を行うNPOは、最小限のネットワーク環境とPC環境があれば、クラウドサービスである「Microsoft Dynamics CRM Online」の機能を被災地域の避難所運営に最適化して利用できるという。具体的には、避難所および避難者の情報管理、避難所で働くボランティアの管理、緊急支援物資の管理などが行えるとしている。また今後、復旧、復興段階に応じて、仮設住宅の移動先などを管理する情報を追加していく予定という。
無償提供の対象は、東日本大震災の被災地域の自治体や、救援活動を行うNPO。利用にあたっては、自治体、NPO担当者が専用ウェブサイトから申し込みを行う必要がある。
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