市場調査グループのDistimoが発表したレポートによると、Appleの「Mac App Store」で公開された「Mac」用アプリの数は、同ストアの開始から最初の2カ月で2225件となり、これは「iPad」用アプリの時の4分の1程度だという。レポートではまた、アプリの選択肢が少ないにもかかわらず、Mac App Storeのランキング上位300のアプリによる売り上げは、「iPadにおけるランキング上位300の平均売り上げの半分」に達すると述べている。
その原因の1つとしてあげられているのが価格設定で、レポートの発表時点で、Mac App Storeのアプリのうち、無料なのは12%にとどまっている。「iPhone」および「iPod touch」のアプリは35%が無料であり、iPad用でも29%が無料である。また、Mac App Storeにおけるランキング上位300のアプリの平均価格は11.21ドルで、iPhone(1.57ドル)の約7倍、iPad(4.19ドル)の約3倍と、非常に高い。
また、iPhoneやiPadと比較すると少ないものの、Mac App Storeでもゲームアプリの人気が高まっているという。Distimoは、「Mac App Storeでのゲームの人気と、すでに646種類のゲームが利用できることとをあわせて考えると、Mac App StoreがMac用ゲームの人気に火をつける可能性がある」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」