comScoreは米国時間3月17日、YouTubeを主としたGoogleのサイトが2月の米国オンラインビデオ市場で1位を再び獲得した、と同社「Video Metrix」調査で明らかにした。
2月の米国におけるオンラインビデオ視聴者数は1億6900万人以上で、50億件以上の視聴セッションを記録した。米国における全インターネット視聴者の82.5%は2月、最低1本のビデオを見ている。
これらの大部分である1億4100万人以上は、Googleのサイトでビデオを視聴しており、合計での視聴セッションは18億件となっている。Microsoftのビデオサービスは同月、約4900万のユニークビューアー数を獲得して2位で、視聴セッションが2億9770万件を記録している。米Yahooのサイトは3位で、4670万のユニークユーザー数を獲得し、視聴セッションは2億件を記録した。
Facebookは4位で、4600万人以上の視聴者を獲得し、視聴セッションが1億7000万件に達した。同社の1月における視聴者数は4200万人で、視聴セッションは1億2200万件以上であった。Vevoは、1月にユーザー5100万人と視聴セッション1億2100万件以上を獲得して2位に入ったが、2月は視聴者数が4590万人にとどまり5位へと転落した。ただし、同サービスの視聴セッションは2月、約2倍の2億2200万件となっていた。
ビデオを視聴すれば、広告も視聴するという結果も伴う。comScoreによれば、2月には38億件以上の広告が合計で16億分間以上を配信されたという。平均的な視聴者の場合、月あたり30本の広告を視聴した。
広告の視聴で見た場合、Huluが1位となった。同サービスは2月、11億件以上の広告を合計で4億5400万分にわたって配信した。平均的なHuluユーザーは、48本のCMを視聴したことになる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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